サイ・ユガ
- アシュラムの庭を覆う朝日
- このユガでは、神を知ることはとても簡単になるでしょう…ジーザスが2,000年前に経験したことを同じように私達もする必要はありません。信じられないような近道がたくさん存在するのです。
- 2005年スリ・カレシュワーラのグルプルニマのコースの間、マンディールを埋め尽くす生徒達
- ババにプラナムするスリ・カレシュワーラ
_ 前世紀の間ずっと、世界中のスピリチュアルなコミュニティは新しい時代 ―空前の人道主義的なスピリチュアルな成長という特徴を持つ新しい時代― の到来について話してきました。1998年、スワミは初めてこの新しい時代について詳しく話されました。_
それは新しい千年間です。もはやカリ・ユガではありません。それはサイ・ユガです。サイとは父という意味であり、同時に、母という意味でもあります。父と母です。サイ・ユガでは、皆がシルディ・サイ・ババを愛するようになるでしょう。家にババの写真を飾る者は誰であれ、信じられないエネルギーと祝福をババから受け取るでしょう。ただババのことを「ババ、愛しています。」と思うだけで十分です。そうするだけで、ババのサマディから彼のエネルギーを引き寄せることができます。電話を掛けるように「ババ、あなたを愛しています。」と思うと、ババが「私もあなたのことを愛していますよ。」と答えるでしょう。
このサイ・ユガでは、変化と破壊が起こった後、物事はとても平和に運ぶでしょう。そして、皆がババに祈って彼の祝福を得たいと思うでしょう。皆が、神、スピリチュアリティ、愛について知りたいと思うでしょう。人々は真実に沿い、正直で誠実で、他人を思いやり、情け深く親切になり、お互いに良く理解し合い、お互いに愛し合い、お互いにコミュニケーションを取り合うでしょう。
このユガでは、神を知ることはとても簡単になるでしょう。このユガ(時代)の法則は変わりました。どのユガでも、法則は変わります。このユガの法則と以前のユガの法則を比べることはできません。2,000年前にジーザス・クライストが経験したことを、同じように私達もする必要はありません。たくさんの信じられないような近道が存在するのです。100年・1,000年ごとに法則は変わります。5,000年ごとにユガは変わります。いつも私はそのユガの法則に従っています。このユガでは、わずか数年で悟りを得ることがとても簡単になるでしょう。シルディ・ババが皆に働きかけるので、神を見出すことはとても簡単になるでしょう。誰でもババを呼ぶと「何が欲しいのですか?」と言ってババが後ろにいます。ババは「私に一歩近付きなさい。そうすれば、私はあなたに九十九歩近付きます。」と約束しました。このユガで神を見出す方法は、ババの方法 ―奉仕です。奉仕はシルディ・ババの性質です。奉仕とは、全てを愛し、全てに仕え、皆を人間、善人と見て、皆を幸せにすることです。
サイ・ユガの時代に、悟りを得ること、勝利を得ることはもっと簡単になるでしょう。でもそうなるのは、私達が自分のブロック(ネガティブな感情)をコントロールした時だけです。もしあなたが自分は成功しないと考えるのなら、どのように成功できるのでしょうか?シュラッダーとサブーリ、信心と決意が重要です。決意とは、スピリチュアリティの果てまで見たいと思うことです。スピリチュアリティに限界はあるのでしょうか?限界はあります。生があれば、死もあります。あなたが母親から生まれた時に、あなたが死ぬ時は定められています。でも、もしグルがあなたの人生に介入するなら、グルはあなたの寿命や生活様式を色々な角度から変えることができます。だからこそ、‘グル・ブラムハ、グル・ヴィシュヌ、グル・ デーヴォ・マヘーシュワラー’ と唱えるのです。しかし、あなたはサレンダー(全託)しなければなりません。そうすれば、命中できるでしょう。ただ、オープンハートであり、望みのものを受け取りなさい。
シルディ・ババの偉業が知られるようになり、その神聖な存在が世界中で感じられるようになるでしょう。私はババを世にもたらすつもりです。既に多くの人々がそうしようとしてきました。彼はいつも隠れています。ババはドワルカマイ(ババが生前住んだ荒れ果てたモスク) でずっと眠っているのです。隠れているということは、ババがとても頭の良いマスターであるということです。彼は有名になりたがりませんでした。でも現在インドでは、85%の国民がシルディ・ババのことを知っています。世界ではまだ6%の人々しか彼のことを知りません。数年の内に大勢の人々がババのことを知ることになるでしょう。
世にババをもたらすために私はベストを尽くしています。でも、宗教としてではなく。ジーザスはキリスト教について説いたことは一度もありませんでした。モハメッドはイスラム教について説いたことは一度もありませんでした。ヴェンカテーシュワラ卿、クリシュナ卿はヒンドゥ教について説いたことは一度もありませんでした。神はただ一つの組織しか持ち合わせていません。それは愛の組織です。私が指摘したいのはその点です。それは愛の組織—愛の宗教です。