庭で
by S.S.
昨年、私はレイトンヴィルに行き、スーリヤ・ナディ・プロセスに参加しました。私はその時初めてスワミ・カレシュワーラに会い、彼の教えを体験しました。レイトンヴィルで時を過ごし、そこの美しさに繋がることが出来てとても良かったです。私は、それから一年もしないうちに自分が大きく変化し、自分自身の本質に戻り、再び植物と繋がり、楽しい奉仕をすることになるとはその時は知りませんでした。
レイトンヴィルで受け取った教えととても深遠な体験によって、私は地域社会の庭に導かれました。そこは、貧しい人々に食べ物の入った箱と温かい食事を提供している組織と繋がりがありました。その庭は何週間も手入れがされておらず、ニューメキシコの暑い太陽の下でたくさんの植物が枯れていました。その他の植物も激しいストレスにさらされていました。
その庭の雑草を取り、植物に肥料と水をやって、根元に覆いを施すことから始めました。毎日、一つ一つの植物に対して、耐えてくれて有難うと思いながら愛と感謝を送りました。庭から枯れた植物を引き抜く時は、その植物に謝りました。始めてから一週間後、私はマントラを唱え始めました。今は様々な作業をする際に、土地の周りと植物の上にスーリヤ・ナディの水をスプレーしています。私は歌を歌い、フルートを吹き、植物と木々に触れて、彼らに話し掛けています。彼らが生産したものは飢えている人々の元に行くのだと彼らに伝えています。花が咲き、実を付けたトマトもありますし、元気を取り戻して、収穫を迎えたブロッコリーやカラシやコショウもあります。
近頃、トンボやブンブンいう蜂やミツバチを見ました。大きなキャベツの葉の下から一匹のトカゲが逃げて行くのを見たこともあります。私が仕事をしている時に、小鳥達が木々のそばに来てさえずることもあります。ここ三週間ほどで、庭はより生き生きとしてきました。以前よりも見た目も感じも良くなりました。立ち止まって植物を見る地域の住民の方々もいます。そこに福祉を受けに来る人々は何が育ち始めているのかを尋ねます。これはマザーの庭であり、自分は彼女の手助けをする一人であると思っています。これは楽しく、素晴らしい体験です。シルディ・サイ・ババ、スワミ・カレシュワーラ、私がこれまで出会って学ばせて頂いた全ての生徒の皆様に深く感謝致します。